2022.02.08

第2回プラズマ材料科学殿堂表彰の受賞者決定

名古屋大学低温プラズマ科学研究センター(文部科学省共同利用・共同研究拠点)は第2回プラズマ材料科学殿堂表彰に下記の2名の表彰者を決定しましたのでお知らせします。


【受賞者2名】
David B. Graves, Princeton Plasma Physics Laboratory, Professor
<授賞理由>
半導体、ナノテクノロジー、生命科学など多くの分野での低温プラズマの基礎と応用に関する実験および理論の総合的研究は世界を先導した特筆すべき業績であると評価し、プラズマ材料科学殿堂表彰に値すると判断しました。


Kunihide Tachibana(橘 邦英)、Kyoto University, Professor
<授賞理由>
プラズマプロセスならびにその診断の分野における長年にわたる研究.及び現在展開されているプラズマ医療・バイオ・農業の分野で不可欠となっているマイクロプラズマの概念の創成に関する研究は、世界を先導した特筆すべき業績であり、プラズマ材料関連の世界的なコミュニティに対する貢献も多大であったと評価し、プラズマ材料科学殿堂表彰に値すると判断しました。


なお、ISPlasma2022 / IC-PLANTS2022国際会議(令和4年3月6-10日、オンライン開催)のプラズマ材料科学殿堂賞のセッションで、授賞式と受賞者による記念講演が行われます。
また、低温プラズマ科学研究センターのホールに、受賞者の写真と業績が記載されたプラークが掲示されます。これによって、受賞者の功績を永遠に称え、低温プラズマ科学分野のさらなる発展とともに、若い研究者や学生への励みとし、将来を担う人材育成につなげていきます。


また、国内における同分野の顕著な業績・貢献に対して、下記の表彰者も合わせて選出されました。


プラズマ材料科学賞基礎部門賞(対象者1名)浜口智志、大阪大学、教授

プラズマ材料科学賞技術部門賞(対象者1名)守屋 剛、東京エレクトロン株式会社

プラズマ材料科学賞奨励部門(対象者2名) 田中 宏昌、名古屋大学、教授
                     富田 健太郎、北海道大学、准教授


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