日本のプラズマバイオ研究の
発展を牽引する。

プラズマバイオ
コンソーシアム

PLASMA BIO CONSORTIUM

概 要

プラズマバイオコンソーシアムは、2018年に自然科学研究機構と名古屋大学、九州大学の3機関で発足し、
2020年に東北大学、2022年に岐阜薬科大学が参画しました。
名古屋大学と九州大学、東北大学は
それぞれプラズマ技術の応用を目指したセンターを有し、これに岐阜薬科大学が加わって
動物系・植物系・薬学系でさまざまな応用研究が展開されています。

4大学で展開される応用研究を、自然科学研究機構による基礎研究で学術面を支え、
プラズマバイオ研究分野の発展を目指しています。
また、コンソーシアム内外の大学・研究機関との共同研究を推進し、
「オールジャパン体制」でプラズマ技術応用のさらなる展開を目指します。

プラズマバイオコンソーシアム

[平成30年7月創設]

〜本質の理解と新学理の構築〜

構成・参画
大学

名古屋大学
低温プラズマ科学研究センター

名古屋大学低温プラズマ科学研究センターは、2019年4月に文部科学省より共同利用・共同研究拠点として認定され、イノベーション創出、グローバル化、新分野創生・異分野融合研究、人材育成の強化をミッションとして、低温プラズマ科学の新しい分野の開拓と深化に取り組んでいます。低温プラズマ科学に関する165台の独自の最先端の装置を備え、他機関との共同研究を積極的に推進しており、プラズマプロセスを中心として、次世代電子デバイス、革新デバイス製造装置、環境制御技術、低温プラズマの医療、農業、水産業などへの応用研究を行っています。

九州大学
プラズマナノ界面工学センター

学内共同教育研究センターであるプラズマナノ界面工学センターは、国際的中核研究拠点として、低温プラズマと熱プラズマの基礎と応用に関する体系的研究を推進するとともに、世界を先導する人材を育成しています。
本センターではすでに薄膜形成とナノ粒子合成で顕著な成果を有しており、それを用い次世代のULSI・太陽電池・Liイオン電池などを開発しています。さらに、プラズマを用いた高度な表面処理・バイオ・医療・農業応用など新分野開拓を積極的に進めています。
中でもプラズマの植物応用に関しては特に注力して研究を推進しています。また、優れた外国人教員を招聘するとともに国際共同研究・産学連携も積極的に進めています。

東北大学大学院工学研究科
非平衡プラズマ学際研究センター

非平衡プラズマ学際研究センターでは、新たな学術領域が拡がっている非平衡プラズマを基軸とした学術融合研究により、環境共生型・低消費電力・医療福祉・食の安全・未来社会を実現するために、「プラズマメディカル科学部門」「プラズマアグリ科学部門」「プラズマフロンティア科学部門」「プラズママテリアル科学部門」の4つの部門を設置し、非平衡プラズマによる、1. 革新的細胞応答制御技術開発、2. 革新的農業技術開発、3. 次世代推進機開発、4.革新的ナノ材料創製を目指して、プラズマ装置の開発と各種計測システムの構築を行っています。

岐阜薬科大学

岐阜薬科大学は、2022年よりプラズマバイオコンソーシアムに参画しました。岐阜薬科大学では、低温プラズマの医薬学的応用を目指し、医薬品の患部への効率的な送達を可能にするプラズマを利用したドラッグデリバリーシステム(DDS)やバイオマテリアルの開発、さらに、薬学的な視点から抗腫瘍活性を有する大気圧プラズマ照射溶液の有効性・安全性を確保するための基礎研究に取り組んでいます。
今後は、これらの研究をさらに発展させるとともに、プラズマ照射を有機合成法に適用した新規合成法の開発や、それを利用した医薬品の創成など、プラズマファーマシーの実現に向けて、プラズマを利用した新しい創薬研究を強力に推進していきます。

自然科学研究機構 共創戦略統括本部

NINSは、令和5年度より、当機構内の研究力強化を担ってきた研究力強化推進本部に 新分野創成センターならびに国際連携研究センターの機能を統合し、新たに共創戦略統括本部を整備しました。
共創戦略統括本部では、組織間連携と分野融合を強力に推し進めていきます。

プロジェクト
公募

近年、低温プラズマを生命科学や医療の分野へ応用する試みが世界的に進められており、日本でも2012年度から2016年度にかけて「プラズマ医療科学の創成」と題した新学術領域が設けられ、研究分野が萌芽期から発展期へと進んできています。
プラズマバイオコンソーシアムでは、参画機関においてがん細胞の選択的細胞死誘導や創傷治癒促進などの医療面での研究や、植物の成長促進や機能性植物の創成などの農業面での研究で世界を先導する研究活動を推進していますが、さらにプラズマバイオロジーの裾野拡大を目的とし、低温プラズマ技術を生命科学や医療に積極的に応用・活用する「応用研究」だけでなく、それらの基礎学理を追求する「基礎研究」のプロジェクト提案を公募します。

なお、2023年度公募より、名古屋大学低温プラズマ科学研究センター 共同利用・共同研究拠点事業と統合して実施することになりました。詳細は低温プラズマ科学研究センターHPをご覧ください。

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